建坪が27.5坪だけの狭小地でありながら絶好のロケーションを活かした住まいは、和の重厚感と洋のスタイリッシュさが融合し、周囲の景観に溶け込みつつも、独特の存在感を放っている。「当たり前の家にしたくなかった」というご主人様のご要望を受け、随所に和の伝統技法を用いつつも、遊び心ある仕掛けもちりばめられている。雰囲気と機能性を両立した住まいづくりは、数多くの家を手掛けてきた経験とセンスだからなせる技と言える。
テイスト | 和風 |
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延床面積 | 56.43㎡ |

玄関のアプローチに沿って作られた庭も鶴亀工務店代表の植田氏が手掛けた。初めてここを訪れる人は、必ずこの庭を見て感嘆の声を上げるのだとか。

6つのキューブが飛び出したようになっていて、アートのような雰囲気。

外から見ても奥行きのある造りになっているのがわかる室内。夜はウッドデッキの灯りをともして、幽玄な雰囲気に。

収納もたっぷりある玄関。

和室も、モダンでありながら和の建設美や機能性を備えていて、細部にまで行き届いた匠の技を感じさせる。

天井が高いダイニングは抜け感があって広々。実際に暮らしてみて「実家より狭いはずがこの家の方が広く感じる」と奥様。



天井にある天窓から入るほんのりとした陽光が、さらに心地良さを与えてくれる。

全開できるリビングの窓。見晴らしが良く、眺めているだけで心が安らぐ。

トイレの片方の壁には珪藻土で消臭効果を。備えつけられた手洗い台もすべて手作り。
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